コイ/夢デアエタラ

コイ、か。
今朝方、夢で会う。今はそんだけでも充分だと思っておく。もう何年好きでいるのでしょう。キリがないからもういいや、という時もあったように思う。けど、挑戦するも無理なものは無理で、私は理想(現実だった理想)と現実が乖離していくのを目の当たりにしただけだった。
ある日、普通の普通でいいと思った。私は決意の上、興味もない人と普通に過ごそうと思った。当たり障りのない、平凡な毎日というものは、もしかしたら幸せと呼べるもんなんじゃないかと。でも優しくされたり、寄り添われると、気分が悪くなった。現実は、恩着せがましい似非善人の自己満足を感じただけでしかなかった。ひとつとして取るに足らない感が、時間と共に正比例。私は、初めて自ら関わりをやめにした。別に悲しくもなかった。所詮、そんなもんだった。
でも、コレは違うと思う。遠い淡い思い出だけでない、続いていけるような何か。見えなくても悲しくなったり、締めつけられたりされる何か。柄にもなく、毎回星が見える日は、1番明るいヤツに願いをかけてみたり、している。続けている。