びっくらこいた。

劇団スーパー・エキセントリック・シアター第46回本公演『任侠るねっさんす』〜歌姫誕生物語〜@大阪厚生年金会館芸術ホール
舞台なんて、大学時代の演劇部のやつを義理で観に行ったくらいしかなかったので、本格的なものはほぼ初めてだった。松本明子ものすごい。ものすごく歌が上手くて驚いた。三宅裕司も相当すごい。アドリブ踏まえつつ、本題にシレっと違和感なく戻ってストーリーが展開していくところとか、ちょこちょこ挟むお笑いの要素で思わず「ブッ」と吹いてしまうとか、まあ、まんまととりこじかけになってしまったわけです。
生ということもあり、ライブやコンサートと違う“演じる”という部分を本気に情熱もってやってる人々を目の当たりにして、開演10分くらいでこみあげてくるものがあって参った。夢中になれるものがあって、素直に羨ましいというか、来年で30周年を迎えるほどの老舗劇団だけに、上手さがあって、こちらの知識もないこともあり、突っ込みどころがなく、グウの音も出なかった。いい舞台を、しかもタダで観ることができて、本当に幸せな時間を過ごすことができた。久々に感動です。
終演後、もちろん同行は嵐FCだったわけだが「サイコー!!」とお互い大満足で「30周年公演も是非観に行きたいよね」なんつって、ニコニコしながら歩いた。